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好きなものに囲まれていたい、という思いを強くもっていますので、

何かを購入する際にはこだわりを持って選びます。

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すぐに飽きてしまわないこと、

永く一緒にいたいと思えること、

自分らしさを感じられること、

などが基準です。

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気に入っているものは、見ているだけでうれしくなり、

使うことで愛着がわいて、自然と取り扱いも丁寧に

なりますので、気がつくと永いお付合いに

なっています。

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母から譲り受けたコートは、40年近く活躍してくれていて、

今も私のお気に入りです。

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殆ど袖を通すことのない着物は、年に数回干してあげる

機会にしか見ることはありませんが、見る度に

気分が高揚し、一日が楽しくなります。

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いつも使うもの、普段使うことのないもの、

いずれからもいろいろなことをもらえ、

心を豊かにしてくれます。

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数えたことはありませんが、これまで

たくさんのバッグをつくってきました。

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思いを込めてつくったバッグがお客様の元にいき、

その後気に入っていただけているか、

とても気になります。

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時折、お客様とお会いする際や修理を承って、

以前つくったバッグと出会うことがありますが、

気に入ってくださっていることをお聞きすると、

安堵の気持ちとともに、本当にうれしくなります。

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「素材は使ってあげることで、よりよく変化してくれるので、

新しいバッグよりもいい感じに育ってきたでしょう?」

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「使ったらきれいに形を整えて、いつもの定位置において、

毎日は使わないで休ませてあげると、形がキープできるのよ。」

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などなど、私よりもお客様の方がご存知なので、

いろいろ勉強させていただいています。

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これから先も永いお付合いができますよう、

いつ見てもよい、と思って

いただけるものづくりを目指したいと思います。

理由はわかりませんが、子どもの頃から紫色が大好きでした。

デザインの仕事を始めてからも、紫への思いを持ち続け、

これまで数々のバッグや小物を発表してきました。

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紫色のことを調べると、人類の長い歴史の中、

崇高で高貴な色として取り上げられ、

品格のある色という位置づけをもちつつ

その逆をイメージする方もいて、二面性を持つ

不思議な色、とありました。

皆さんが好む色というわけではないのかもしれませんが、

紫色について私は、他の色と組み合わせた時、

合いすぎることがないかわりに、合わないということがない、

と感じています。

分かりやすく言えば、どのような服装の色にも合う

と提案し続けてきました。

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そんな私にとって特別な紫色を使った、新作のイタリアンアート革を

つくりました。

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柄と色合わせが特徴のイタリアンアートに、

紫色をどのように取り入れるか、考えました。

無数の組み合わせの中から、一番新鮮で、

ありそうでなかなかない、ブルーと組み合わせることにしました。

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レオパード柄にプリントした子牛革に

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花柄部分をレザーカットし

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そこに、トーンにこだわったブルーと紫色を塗り分けてみると

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これまでにはなかった世界観のある革をつくりだすことができました。

レオパードプリント部分の茶系ともマッチしていると思います。

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一言で表すと、優しさがあり、合わせやすさのある革

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まずは、シルバーの金具を使ってトートバッグをつくりました。

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新作のナストロトートバッグでもリボン部分に使ってみました。

本体の牛革はもちろん紫色です。

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永年あたため続けた思いがようやく形になりました。

以前使っていたプライスタグには、mayumi kondoを

表す、3つの言葉を記していました。

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precious material = 貴重な素材

custom made = オーダーメイド

delightful ownership = 所有する喜び

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3つめの所有する喜びというのは、そんなふうに感じて

いただけるバッグをつくりたい、

という思いを記しましたが、

あとの二つは、私のものづくりに欠かせない言葉です。

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素材は、ものづくりの基盤となりますので、

とりわけこだわりを持っています。

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mayumi kondoの場合、

すべてのものづくりは素材をつくることから

はじまります。

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現在、クロコダイル革も金唐革も、イタリアンアート革もすべて、

オリジナルの色をオーダーしていますが、

いずれも、稀少性のある素材と高い技術との融合により、

素晴らしい革となって仕上がってきます。

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出来上がった革をしばらく眺めながら何をつくるか

考えるのですが、それはわくわくする幸せなひとときです。

素材づくりは本当に楽しい作業です。

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柄のある素材の場合、どのようなバッグにするか、

どの部分を使用するかにより全くイメージが変わってきます。

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素材×柄×色

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こうして考えると無数に組み合わせられ、

素材づくりの奥深さを感じます。

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また、革は個体により大きさや厚みが異なり、

色は、同じ調合をしても、その日の天候や水の

コンディションにより変わってきます。

ひとつひとつが違っている=同じようにはできない、

というのもおもしろさだと思います。

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先日、イタリアから新しいイタリアンアート革の

マルチカラーが届きました。

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これまでの色に比べ、やや明るいトーンで、

きれいな発色を楽しむことができます。

バッグに仕上げるのが待ち遠しくなりました。

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また、同時に新作のイタリアンアート革が出来上がって

きました。これまでと違ったイメージの仕上がりですので、

どのようなバッグをつくるか考えているところです。

クロコダイル革の新作は、これまでに見たことのない

驚きがあります。

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新素材のこと、異素材同士の組み合わせ、色の組み合わせなど、

いろいろを試しながら、イメージする理想に近づけるよう

考えているところです。

デザインはどのような方法で思いつくのですか、

とよく質問されます。

私の場合、視覚的におもしろいと思ったことは写真に納め、

言葉のアイディアはいつも持ち歩いているメモパッドに

書きとめています。

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感動したことやおいしいと思ったことなど、

些細なことでもこれらのやり方で記し、たまに見直すことで、

日頃から考えているデザインのことと重なり合って、

ふっとよいアイディアが浮かぶ瞬間があります。

ものをつくるという作業は、自分の中に答えがあると

思っていますので、それらの作業は欠かせません。

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クロコダイル お財布ポシェットのラメグリーンと

ラメブルーの組み合わせは、これらの写真をみて

思いつきました。

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イタリアのアマルフィ海岸の景色

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NYのビルの夜景の照明

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チェコで購入した、ガラスのオブジェ

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グリーンとブルーは、

自然の中にごく普通にある光景で、

光りにしても美しく、

それでいてありそうでない組み合わせ

ということに気がつきました。

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グリーンとブルーを美しく組み合わせるために、

クロコダイルをラメ加工することで、

3枚の画像に近づくことができました。

こうして、イメージどおりに素材を組み合わせた

お財布ポシェットが出来上がりました。

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2色使いのことを、組み合わせを楽しむという意味で

バイカラーと言いますが、クロコダイル お財布ポシェットは、

正面から見ると、もう一方の色がみえなくなるため、

2色使いを楽しみながら、グリーンとブルーの

バッグを2つ持っているようにお使いいただけます。

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mayumi kondoでは、「大人のかわいらしさ」をテーマにしています。

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具体的に説明することは難しいのですが、

私の目指す大人のかわいらしさとは、

素敵に歳を重ねてきた方が似合うもの、

また、そういう方にこそ持っていただきたい、

というイメージです。

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かわいい、に大人がつくのですから、

素材が上質、発色が単調でない、形が突き詰められている、

など何かが違っていなければなりません。

また、甘さの中にピリッとしたものがなければ、

大人と認めてもらえない、そう思います。

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大人って大変ですね。

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そんなテーマをバッグに表現するためにいろいろな工夫をしていますが、

見た目の形を言葉にして一番わかりやすいのは、ハートだと思います。

子どもの頃から親しんでいて、ずっと関わり続けたい、

と思えるアイテムではないでしょうか。

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大人のハート

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これまでに数えきれないほど、ハートを使ったバッグや小物を

つくってきました。一部をご紹介します。

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革にハート柄を縫いつけた ハート柄オーストリッチ小銭入れ

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ハート柄を張りあわせてつくった レオパードフラワー ボールバッグ

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素材をハート柄にした バックルベルト ショルダーバッグ

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ハートのチャームをぶら下げた イタリアンアート マルチケース

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ハート型のマグネットを使用した フラワーガーデン ラウンドバッグ

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ハート型の金具を使用した レオパードフラワー キーホルダー

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こうして改めて振り返ると、ハートを使っていろいろな表現ができることがわかります。

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新作のLove me バッグは、オリジナルのハートハンドルを使った

トートバッグです。

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とにかくキュートで、いつも一緒にいたくなるバッグにするために、

ハートのハンドルと、イタリアンアートのヴェルサイユ柄の

魅力あふれるもの同士を遠慮することなく組み合わせ、

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ハートのマグネットを斜めに取りつけ、見た目も

開けてもうれしく、愛されるバッグになるよう

考えました。

ハンドルは少し埋め込んで取りつけ、

主張しつつ、チェーンづかいのショルダーで持った際に、

使い心地に支障がないよう配慮しました。

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大人のかわいらしさを感じていただけるとうれしいです。

人間に気持ちがあるように、革にも気持ちがある、

とずっと思っていました。

 

ものごとには行きたい方向がある。

ずいぶん前に、スープの会で知られる、辰巳芳子さんの

記事を読んだことがあります。

それは、野菜にはそれぞれ行きたい方向があり、本来の持つ力で

健康が頼れる、という考え方です。力を発揮させてあげることが

本当の味を出してくれるので、じっと待ってそれを妨げないこと。

私はそれを、素材がわからなくなるような

味つけを施す必要はない、と解釈しています。

 

私のものづくりも、革の行きたい方向に沿って、

素材の持ち味をなくさないよう、柔らかい素材は

ソフトなものをつくるなどの考えで、すすめてきました。

 

ある日、革1枚のカタチを尊重したバッグを思いつきました。

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人間に身体的な違いがあるように、革にも個体差は存在します。

しかしながら、通常ひとつのバッグを仕上げる場合、

型紙にあてはめカットされてしまうため、どんな革も個体差は

まったく無視されてしまいます。そこで、革のきもちになって、

革の大きさそのままを使って、

型紙にあてはめないバッグをつくってみることにしました。

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クロコダイルパーティバッグは、革1枚を折りたたんで

両サイドを縫い合わせ、つくっています。

横幅も上部の左右も、革の大きさに依存しています。

もちろん、つくる度にサイズも雰囲気もバラバラです。

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サーモントートバッグは、サーモン革1枚1枚を縫い合わせ、

プレート状にしたシートを使って、トートバッグに仕上げています。

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バッグの上部は、革の上下の端をそのまま使っています。

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こちらのバッグも、つくる度にサイズも雰囲気もバラバラです。

出来上がったバッグを並べると違いはありますが、

それぞれ個性がしっかりと感じられ楽しめます。

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職人さんは、初めは戸惑っている様子でしたが、この頃は、

革なりでお願いします、という言い方で、

理解してくれています。

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「同じものが二つとない1点ものという感覚ね」

お客様は、そうおっしゃいます。

人も革も、個性をのばしてあげるとおもしろい、

そう感じます。

何気なく使っている「デザイン」という言葉ですが、

私にとってデザインは、素材や色、形を決めること

だけでなく、使い心地や持ちやすさ、他のものとの

マッチング、飽きのこない落ち着きを感じるバランス

や配慮、驚きや華やかさなど、毎日の生活そのものを

描けることと考えています。

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ですから、デザイナーは、実用と美の両方にこだわら

なければならないと思っています。

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今回は、デザインという視点で、ひとつのバッグを

つくる工程をお話しします。

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デザイン画を描く前に、まず用途や全体のイメージを

考えます。女性用のバッグは、見た目に夢があり、

もち心地や軽さなどを優先し、財布や男性用の鞄は、

毎日使っても壊れない、耐久性と機能性を重視し

ながら、持ち方やシーンを決めていきます。

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次に、おおよそのサイズを決め、メインになる素材を

選びます。素材と用途、イメージがマッチすることが

デザイン上、とても重要です。合わせる金具や裏地

などは、イメージにパワーを加えてくれますので、

こだわりながら選びます。この段階で、頭の中に

ひとつのバッグが思い描けていますので、それを

具現化するために、紙で模型をつくりながら、カタチ

を極めていきます。紙の模型を実際に持ってみて

身体にどれだけフィットするかを感じたり、手ひも

の幅は、見た目も考えながら手で触る部分のみ微妙に

狭くしたり、バッグを持った時どんな気分になるか

なども想像しながら、模型の段階でおおよその予測

をしながらつくりあげます。

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それらの作業が終わったら、一旦そのバッグのこと

から離れ、数日寝かせることにしています。

それは、つくっている段階でいろいろな思いが入り

すぎ、客観的にみられなくなることがあるので、

冷静になってから見直すためです。

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そんな工程を経て、職人さんとの打ち合わせをし、

つくる作業に入ります。

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デザインをする上で、もうひとつ大切にしていること

があります。それは、だんだん好きになれるかどうか、

ということです。

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初めに見て好きになり、

手で持ってみて、フィット感や軽さ、相性のような

ものを感じ、

使ってみて、持てば持つほど好きになる。

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そんなふうに、愛着を感じるバッグはどのような

ものか、いつも考え続けています。

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持ってくださる方のことをおもい、使ってよかったと

おっしゃっていただけるような本物のデザインが

できるよう、その時その時、精一杯のことをやって

いきたいと思います。

ブランド名にはいろいろな思いが込められています。

「mayumi kondo」は、デザイナーである私の名前ですが、

時代によってイメージが変わらない揺るぎないもの、

という理由と、名前を出すことで、商品に責任をもちます、

という気持ちで名づけました。

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もうひとつのブランド「CU2(シーユーツー)」は、

たくさんの意味をこめています。

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”see you” シーユー また会いましょう を繰り返す CU2

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商品コンセプト、

Cool & Useful” かっこよくて 使いやすい

Cute & Unique” かわいくて おもしろい の頭文字をとった CU

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テーマ、

Celebrating the Usual?” 毎日をお祝いしていますか?

=日々を楽しましょう の CU

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cu2logo

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ロゴマークは、こちらです。

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「CU2」は、

おもしろい素材同士を組み合わせたりしながら、

持っていて毎日が楽しくなるものづくりを

心がけています。

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梅雨になり夏がくると、「CU2」の定番になっているのが、

ビニール素材を使った、3Dバッグとバックルベルト ショルダーバッグです。

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ビニールは、水濡れに強い丈夫な素材です。夏らしさを感じる素材ですが、

色や柄をつけなければ、中に入れたものが見えてしまう特徴があります。

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元々きちんとした印象にはなりにくいと思われがちですが、

私は、加工方法で、カジュアルになりすぎないおしゃれなバッグを

つくることができると思っています。

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3Dバッグは、その名のとおり立体的に水玉が浮き出てみえる

ビニールを使用しています。

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ポイントとして、中央に水鳥の羽根を挟んで、

清涼感を感じられるトートバッグをつくりました。

ロングランで好評いただいているシリーズです。

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バックルベルト ショルダーバッグは、ハートの型押しをした

黒の半透明のビニールを使用しています。

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ビニールの表と裏を逆にし、ハート柄が凹んだ部分を

表面に使用することで、大人の可愛らしさを表現しました。

レバノンから取り寄せた、ユニークなバックルを合わせ、

ベルト部分はビニールの表側を使用することで、

メリハリのついた、楽しいバッグに仕上げました。

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凹んだハート柄を表にしたことで、

摩擦による傷がつきにくくなったのもよかった点です。

素材を知り、特徴を考え活かしながら、これからも、毎日が

楽しくなるCu2らしいバッグをつくり続けたいと思っています。

mayumi kondoの中で絶対的エースといえば、

「レオパードフラワートートバッグ」でした。

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それが近頃、その座を脅かす存在が出てきました。

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「カサノバハンドバッグ」です。

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カラフルでバッグ自体の存在感たっぷりの

「レオパードフラワートートバッグ」と、

シックな印象の「カサノバハンドバッグ」。

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人気の秘密、というと大げさですが、私自身が

カサノバの革をどう解釈し、デザインしたかについて

お話しします。

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カサノバと名付けたのは、イタリアンアートをつくって

くださっているマッシモさんです。

由来は、イタリアの魅惑の騎士、ジャコモカサノバから

きています。マッシモさんがどのような気持ちで

その名を付けたか知りたかったので、最初の革が

出来上がった時、彼のことを調べてみました。

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ジャコモカサノバは、17~18世紀のヴェネツィアに実在し、

時にビジネスマン、外交官、スパイ、政治家、哲学者、

魔術師、作家など、単一の生業を持たず、ヨーロッパ内を

転々としながら、ウィットに富み、社交性と幸運をもちあわせた

おかげで様々な困難を切り抜け生きた、世紀のプレイボーイ

としても知られた存在だったそうです。

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なるほど、かなり魅力的であったことは、よく理解できました。

黒とシルバー箔の世界の中で、一見派手で、しかもシックで、

自己主張がしっかりとあり、それでいて誰とでも相性のよい、

不思議な魅力を感じてもらえること、というキーワードを

持たせることを思いつきました。

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具体的なデザインにそのキーワードをどのように当てはめるのか

考えましたが、難しい計算などしすぎず、

普通にしているだけで、人が集まってきたのがカサノバだと

勝手に解釈をし、これまでお客様からご要望の

多かった機能を取り入れた一見ベーシックな

ハンドバッグをつくりました。

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外側にポケットがあること、

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内側にファスナーつきの仕切りポケットがあること、

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手でも持て、ショルダーでも持てること

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そして、あわせる革はオーストリッチの黒です。

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他にこだわったことは、

この革を目立たせるため、見えるところに

金具をいっさい使用しないということです。

(底びょうには、金具を使っています)

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こうして出来上がった「カサノバハンドバッグ」は、

革の見た目だけでなく、機能面でも、

「レオパードフラワートートバッグ」と真逆の

ものになりました。

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唯一の共通点は、

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いつ見ても飽きないということ。

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次なるエースが出てくるまで、

この2つのバッグが活躍してくれそうです。

映画を観ると、本編(完成品)よりもメイキング

(過程)が気になります。監督は、自分の思いや

こだわりをどのような方法で伝え、形にしている

か。キャストやスタッフが、どうやって監督の意

図を組み、一定のモチベーションをもって自分の

役割を妥協なくやり抜くかなど、どれもものづく

りに欠かせない要素が詰まっていますので興味深

く、その方法や心理に惹かれます。

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ですから、好きな映画はDVDを買って、メイキン

グ映像を何度も見てしまいます。

ジャンルや規模は違っていても、バッグや小物を

つくる際、私がイメージしたものが実際の商品に

なり、販売スタッフを通してお客様の手に渡るま

で、たくさんの人が関わってくれています。その

すべての間にいて、気持ちをリレーしてくれるよ

う伝える役目は映画監督もデザイナーも同じと

っています。

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バッグや小物がどうやって出来上がるのか、

新作のキーケースを例に、mayumi kondoの

メイキングを、一部ご紹介します。

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イメージを形にする デザイン画

微妙な曲線を重視する場合、デザイン画は、

パソコンのソフトは使用せず、

鉛筆のかすれ具合を利用し、調整しながら

形を完成させます。

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用途にあわせ、サイズを決定

今回はキーケースを作成しますので、

鍵を入れられるよう、デザイン画を縮小や

拡大しながらあわせ、型紙を作成します。

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素材を選ぶ

デザイン画をみながら、イメージにあう革と

色を合わせ、選びます。

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実際につくってみる

型紙にあわせ、紙や革をつかって形をカットし、

簡単なサンプルをつくり、使い勝手を

考え、修正を加えます。

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つくり方を決める

イメージにあうつくりを考え、

縫い合わせ方法や、糸の色などを決め、

指示書を作成します。

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職人さんとの打ち合わせ

材料とサンプル、指示書を見ながら、

意図を含め、説明します。

職人さんには、楽しみながらつくって

もらえるよう、私自身の思いを率直に

楽しく話すようにしています。

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実は、このことが大事な要素と思っています。

真面目にきれいにつくることも大切ですが、

楽しみながらつくると、商品が

生きているみたいに話しかけてくれます。

日本人のものづくりに少し遊び心が加わると、

世界を変えられる、そう信じています。

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こうして楽しくつくった

採れたてのキーケースは、

使っていても楽しく癒されます。

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